よく当たる?占い師のウラ話本当にあった依頼>依頼


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いつも、何度でも

 占いというものをどれくらいのスパンで行うかは個人の自由です。それこそ、毎日テレビ番組では「今日の占い」とかやっているくらいです。
 ただ私たち占い師から見れば、その人の運勢というものは数日、1週間程度では殆ど動くことはなく、むしろ数ヶ月くらいのスパンで占いをする方がより理想的でもあるのです。
 でもそれを言うと仕事が減ってしまうので、来る仕事は引き受けるというのが現状ですけども…。(もちろんそれで食べていける人は一握りです)

 その方は結婚を前にしてとてもとても不安になっておられる方でした。どうも家庭の事情がいろいろおありになるようで、占いに人生かけているといわんばかりの力の入れようでした。
 ただ、気持ちは分かるのですがどれだけ必死になっていただいてもそれは結果には反映しません
 力んでよい結果が出ればもうそこらの占い師、力みまくりです
 あいにくその結果は思っていたほどよいものではなく、ただし時間をかければ自然解決すると出ましたので、それをお伝えし、その依頼者さんは満足して帰られました。

 そして数日後のことです。流石に数日の間の依頼者さんならいくら私でも覚えていますから、その方がまたおいでになったのを見て、何か困ったことでも起きたのかな?とお話を伺うことにしました。
 依頼者さんは開口一番こうおっしゃいました。

「未来が変わったか、視てください」


無理です。(´・ω・`)


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