人間というものは、例えば思いがけず幸運に恵まれた時ですとか、何かしら大きなことをやり遂げた時とか、不思議に自慢したくなる生き物であると思っています。
ある企業のお偉いさんが占いをしにこられた時のことでした。
こういう立場の方も珍しくはないのですが、占う内容は企業のことかと思いきや意外に、「うちの子供の将来が心配」だとか、「愛人の存在が妻にばれないか」といったような、ごくごく普通の悩みであったりします。
それはともかく。
やってこられたお偉いさんはご丁寧にもわざわざ、お勤めになっている先の社名まで申し上げられました。
名前を出せば大抵の人がご存知であろう、それなりに知られた大企業です。
「実は、困っていることがありまして」
その企業の方がわざわざ占いに解決法を求めるとは!
これはかなり重大な問題 かもしれません。
そしてその情報の取扱いにも気をつけなければなりません。
Jack2号も緊張してお話を聞きました。
「先日、新しい機械が私共の部署に導入されまして」
なるほどなるほど。
「実は、その機械の扱い方が私だけわからないんです」
∧∧
ヽ(・ω・)/ ズコー
\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
 ̄
「今更聞くのもどうかと思いまして…これからどうしたらいいか占っていただければ。
アドバイスをお聞かせ願えたら助かります」
部下に聞け。