よく当たる?占い師のウラ話本当にあった依頼>依頼


次の依頼   本当にあった依頼 入り口  前の依頼

一体どこへ?彼女が目指すものは

 

 知り合いを通じて、「占いに興味がある」という方からのご相談をプライベートで引き受けたことがあります。
 こういうのはタダでの相談になりやすいですし、ロクなことがないので、大抵やんわり断るのですが。
 断りきれない筋というのもございます。

 その方、30代女性。…いわゆる「家事手伝い」のお方。

 取扱いに慎重を要するタイプです。



 まずは占いをして欲しいというので軽く今後のことなどをみまして、それがどう彼女の琴線に触れたのかわからないのですが、こうおっしゃいました。

女性「私も自分で占いをしたりしているのですが、あまり思うように当たりません。どうしたらJack2号先生のように当たるようになりますか?」

 こういうのはよく聞かれるので、回答に困ることもありません。
Jack2号「独学で始められる方もいらっしゃいますが、きちんと極めたければ占い関連の学校に行くのが一番確実ですよ(´∀`)」
女性「でもそういうのってすごいお金かかるじゃないですか。私は手っ取り早く占いで食べていけるようになりたいんですが」

(;´∀`) …そ、そうですか…。


 気を取り直して、「だけど、占いだけ出来ればいいというわけではありません。お客様の悩みを取り除けるようにする、そういった方法を学ぶことも大事ですよ」と説明しようとする私。



女性「そんなもの必要ないです(キッパリ)。

 私は子供の頃から特殊な超能力を持っていて、これを生かして有名になりたいんです。

 だからJack2号先生がタダで占いのやり方を教えてくれれば早いと思うんですけど。」



別に悩める人を救いたいわけじゃないのか…(´д`)

というかタダで教えろってか。


Jack2号「うーん…こういう仕事はやっぱり、占いが当たればいいとかいうんじゃなくて、悩んで相談しにこられているわけですから、そういうのを軽くしてあげるお手伝いも出来たほうがいいと思うんですよ?」

女性「…分かりました」


 わかってくれたのか。それは良かった。



女性「Jack2号先生は私がご自分より有名になるのが許せないんですね!?



Σ(´д`;)


女性「潰したいからそんなことをおっしゃってるんでしょう!最低です!



Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)



女性「私が占い師になったらお前なんか呪ってやる!



 えっ、いや、占い師は呪いはできませんよ?
 とかそういう問題じゃなくて。


女性「細木●子さんに雇ってもらって、そちらが仕事できないように客を全部とりますから!




 …他人任せかよ。

 お前の超能力とやらでどうにかせいよ。


 


次の依頼   本当にあった依頼 入り口  前の依頼