よく当たる?占い師のウラ話本当にあった依頼>依頼


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それをどうするつもりだ

 インターネット上でよくありがちなトラブルの一つに、ホームページコンテンツのバクリがありますね。
 過去に似たような話をあげましたが、結構てこずった&やっかいだったお話を今回はひとつ。
(ホームページ作成担当者その他と、問題の相手との会話を読みやすいように手を加えております)



 それはあるメールから始まりました。
占いができないけどなんで?

 敬語も問い合わせに対する挨拶も何もなく、いきなりタメ口です。


 メールは人となりが分かりますから、この時点で警戒発令。
 担当者、慎重に「当社サイトの占いが出来ないということですか。ブラウザの種類やパソコンのOSなど教えて欲しい」と返事をしました。



「うちのホムペに使いたくてコピペしたけど動かない。なんで?」
「……………」 (´Д`;)


 ここまで堂々とパクリ宣言されるとある意味、気持ちのいいものがあります。


 担当者、お返事を出しました。
「当社サイトのコンテンツはこちらが著作権持ってるのでパクリはダメ 」と。



 返って来たメール↓
もうパクッたからそんなこと言われても消さない。


 それより早く占いできるようにして





 図々しすぎるだろお前。




 
 私も詳しくないのでよくわからないのですが、占いコンテンツはCGIで動かしているので、そのページ自体をコピーペーストして、自分のホームページスペースにアップしても動かないのだそうですね。(CGIプログラムも一緒に持ってきてアップしないといけない)
 つまり、この相手のしていることはまったくの無意味なことであり、この時点で放置してもよかったのですが、これは少しお灸をすえないといけないと思った担当者。
 もう一度だけチャンスを与えるメールを出しました。


「コンテンツを流用するのなら法的に問題があるので、弁護士に相談しますよ



返事、速攻で返って来たそうです。
期待して開けると…





「はぁ?占い師が弁護士もしてるって聞いたことないんですけどー?プププ」


 とりあえず理解能力が低いのはよくわかった。




 担当者はすぐに相手の学校へ電話し、これまでの事情を報告しました。
 そう、なんとも間抜けなことにこの相手、学校のサーバーから授業中にメールを送ってきていたのでした。
 それも、自分のアカウント情報が入ったメールアドレスで、です。
 IPとメールアドレスからすぐに学校と名前がわかったとのこと。
 
 相手の生徒は保護者ともども呼び出され、学校からきつく叱られたそうです。

 それよりも、あなたの日本語能力には問題があります、お嬢さん。



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