よく当たる?占い師のウラ話本当にあった依頼>依頼


次の依頼   本当にあった依頼 入り口  前の依頼

錯綜!どっちがどっち

 鑑定結果のことで聞きたいことがある、という電話をかけてこられたお客さんがいらっしゃいました。

 なんでも昨日鑑定してもらったけれども、わからないところがあるので説明して欲しいということでした。
 まずはお客様の情報を聞いて、どんな占いをしたか調べ…データがありません。
 昨日のことなら覚えていそうなものですが、そのお客様に心当たりもありません。

 お客様はその間にもどんどん「〜とこういうことを言われていたけれども、現実には私はこんな状態で〜」と話し続けます。
 その合間にやっと「聞いた情報でヒットするものがないのでもう一度教えて欲しい」ということが出来ました。

 するとお客さんは少し黙って、
「……そちらのお店、A店ですよね?」
「いえ、こちらはB店ですけど」
「間違えたわ!ごめんなさい!そちらのお店は明日予約してたんだった!あら、昨日行ったのはC店だったかしら…?そちらのお店の予約、明日でした?いろいろ行ってたらわからなくなってしまって…


 その後気まずいと思われたのか、予約はキャンセルされました。
 電話をするときにはあらかじめよくご確認下さい…。
 それ以前に、占いはあまりはしごしないほうがいいと思いますけど。



次の依頼   本当にあった依頼 入り口  前の依頼