ある年の、母の日を控えた日のことでした。
一通のメールが届きました。
「ぼくは小学生です。
ぼくはお母さんにプレゼントをしたいので、お母さんのことを占って欲しいです。
お母さんの名前は山田花子(仮名)、昭和××年●月△日生まれのA型です。
今年の運勢を占って下さい。くわしいほどいいです。
ぼくは小学生なのでお金がありません。無料で占ってください」
最初はなんて母親思いのいい子なんだろうと思っていましたが、さすがにタダで占うということは仕事ですから出来ません。
小学生にもわかるようにと、ひらがなを多くまじえて、お金がいることを書いて返事しました。
すると少しして返事が来ました。
「どうしてできないんですか?
小学生がお願いしてるんですよ?
ちょっとくらい無料でやってくれてもいいじゃないですか」
お母さん、完全に地が出てますよ・・・・・。
この方、子供が依頼したということにすれば、鑑定料を払わなくて済むかもと考え、こんなことをでっちあげたらしいです。
一つOKすれば次々受け入れざるをえなくなります。
もちろん丁重にお断りしました。
何度も「子供の頼みくらい」「子供から金を取ろうとするのか」と書いておられましたが、その子供を利用していたのはあなたです。
善意は強制されるものではありませんよ?