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新年の挨拶とともに

 基本的に年賀状は、家族に占いへ行ったことを知られたくないという人もおられますので、常連さんとか占い師を直接指名されるような方でない限り、出すということはありません。(個人情報の勝手な利用にもなるので最近ますます出す傾向は減っています)
 ただし、お客様からお礼をこめて挨拶としていただく、ということはよくあります。
 その場合でも、出して良いものか判断は出来ないので、お返事を出すことはしていません。お店へやってこられた時にお礼を言うくらいです。
 このことを踏まえてお読み下さい。


 数年前のこと。
 私宛にもちらほらと年賀状をいただきまして、それらを眺めておりました。
 住所録に入れていただいているのか、あて先が印刷されたもの、手書きの宛名のもの、何故か「Jack2号殿先生」というよくわからない敬称のものなどいろいろあります。


 裏面を返してみると、「あの時はお世話になりました」「お蔭様で恋人が出来ました」というような、一言メッセージが加えられているものが殆どです。


 そんな中。

「今年の運勢はどうですか?返事の時にちょっと書いておいて下さい」

「この年賀状の返事に書いてもらって構わないので、恋愛運を占って下さい」

店に行って占ってもらうほどでもないと思うので、金運がどうかを年賀状で教えてください」




 こういう図々しいのは大抵調べてみると、1回こっきり、しかも一番安いコースでしかきてないような連中です。



 「結果を教えますので鑑定料金を持って店に来てください」って返事書いてやろうか。




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