振られた彼とよりを戻せるかどうか、という占いを希望してこられた女性がいました。
メールでの鑑定希望で、普通は一度メールをやり取りすると終わりとなりますが、その方は珍しく、その後もあれこれとメールしてこられていました。
Jack2号は普通にお店内での対面鑑定も受け持っており、なかなか思うようにメールのお返事をすぐ書くことが出来ません。
その日もメールのお返事がいつもより大きく時間がずれこんでのものとなりました。
作業をしようとメールボックスを開いてみると…。
同じアドレスからいくつもきています。
「なんでお返事くださらないんですか?」
「こちらは同じ時間にメールを出しているのですから、礼儀は守ってください。」
「時間を守るのがプロじゃないんですか?(もともと約束すらしていません)」
「メールをすぐ返信できないなんて占い師やめたほうがいいんじゃないですか。」
「こちらは先生のお返事を待ってずっと外出しないでいました。」
「待っていた時間をどうしてくれるんですか。」
彼に「きみといると息苦しさを感じる」といわれて振られた理由がわかる気がしました。