占いにこられるお客様は、不思議と集中してやってきます。パラパラと分かれてやってくることの方が珍しく、例えば一人来ると次々来て行列になってしまう、などということもよくあります。
ある時受付に、混雑具合を尋ねる電話がかかってきました。以下その攻防戦をお届けいたします。
(バカップルらしいうちの男の方)「えっとー、××先生に占って欲しいんですけどー」
受付「申し訳ございません、××只今ご相談にこられた方が立て込んでおりまして、お時間かかります」
(女の方)「えー結構かかりますかぁー。かかるってー (男に確認しているらしい)」
(男に交替)「じゃあ何分くらいかかりますか?」
受付「いえ、何分といわれましても…20人くらい並んでおられますので…」
(男)「あー結構並んでますねぇ。で、どれくらいかかります?何分?(女に、「20人くらいいるってよ」と言う声が聞こえる)」
受付「あの…それはちょっと分からないんですけども。個々でかかるお時間が違いますので」
(男)「あっそう。じゃあ1人何分かかりそう?」
人の話を聞けよ(バーイ受付)。